ぺアローンにはメリットとデメリットがある

住宅ローンを組むに当たっては“固定型or固定期間選択型or変動型”といった選択肢がありますが、共働き夫婦の場合はさらに選択肢が広がります。ペアローンが組めるからです。ペアローンとは、共働き夫婦がそれぞれ別々のローンを借りることを指します。1棟の注文住宅に対して2種類の住宅ローンが組めるため、控除や給付金を2人分で受けられるというメリットがありますが、事務手数料は夫と妻の2人分を請求されるというデメリットもあるのです。ちなみに住宅ローンの事務手数料は4~10万円が相場となっていますが、金融機関によっては借入金額の一定割合が課されることもあります。ローンの返済途中でまとまった収入があり前倒しの返済を行う際は繰り上げ返済手数料がかかりますが、これもペアローンで夫婦がそれぞれに前倒しの返済をする場合は2人分の手数料が請求されます。

子供がいたり勤務先に財形貯蓄がある場合の選択肢とは

夫婦に子供がいる場合は、子育て支援型の住宅ローンを組むこともできます。これは地方公共団体が補助金交付などと合わせて金利を引き下げてくれるものです。ただし地方公共団体によっては「親と同居していなければならない」や「親が近くに住んでいなければならない」などといった条件が定められていることもあるので、注文住宅の土地を購入する前にその地域特有の条件を確認しておきましょう。

さらに勤務先の会社で1年以上の財形貯蓄を続けている場合は、住宅ローンを組む際に財形住宅融資を受けられることがあります。勤務先の会社が関係することなので数年後の働き方やライフスタイルを見越したうえで、融資の申請を行うようにしましょう。

名古屋の注文住宅はバラエティー豊かになってきています。コンセプトの多角化が進んできているためでしょう。

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