吹き抜けを作って高さを出す

開放感を感じるための方法として、吹き抜けは欠かせません。天井の高さを高くすることで、開放感が得られるようになるのです。吹き抜けをつくる場所として、リビングが最も多いですが、ダイニングや玄関に設ける場合もあります。吹き抜け部分に窓を設置することで、外部の明るさを取り入れることができるため、より大きな開放感を得られるようになるでしょう。その際、窓ガラスを透明にするか、すりガラスにするかで迷う人は少なくありません。透明ガラスは、外の景色が見えるため開放感を得やすいものの、汚れが目立ちやすいという特徴があります。すりガラスの場合は、外の景色を見ることはできませんが、汚れが気になりにくくなります。また、すりガラスは外部の光を様々な方向に透過していくため、全体的に柔らかい光が広がるという特徴も持ち合わせています。

空間の広がりを意識する

同じ大きさの空間でも、フローリング材を張る方向によって感じる広さは異なってきます。長方形の空間の場合、長手方向に張った方が広く見えてくるのです。その効果を利用し、庭やベランダにウッドデッキを設ける場合は、フローリングの張り方向と揃えるようにすると、空間が遠くまで広がって見えるようになります。また、天井までの高さが必要ない場合は、腰高の壁にすることで目線が遠くにある壁まで通るため、開放感を得やすくなります。緩やかに空間を区切りたい場合や、構造上壁が必要ない場所の場合は、腰壁を取り入れてみると良いでしょう。

神奈川の注文住宅では周辺の景観と調和することが重視されています。昔ながらの街並みが残る地域が多いからです。

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